「燕岳」(つばくろだけ)は、北アルプスにある標高2,763 mの山で、すべてが長野県に属しています。日本二百名山及び新日本百名山にも選定されている山です。さらに燕岳は槍ヶ岳への表銀座ルートの拠点となる山にもなっています。とても登りやすい山道で、景色も最高なので、人気の山でおすすめです!
登山ルート紹介
▼登山した日
2020年8月上旬
▼登山レベル
★★★☆☆ 中級者向け
山道は登りやすい道となっているが階 段が多くテント泊の荷物を背負いながらは結構きつい
※初心者(軽装かつ気持ちあれば)
▼登山スケジュール
登山時間 8時間10分
登り:5時間10分
05:20 登山開始 中房温泉口
06:10 第1ベンチ 〜06:50 第2ベンチ 〜07:30 第3ベンチ
08:10 富士見ベンチ
08:40 合戦小屋
10:00 燕山荘
10:30 燕岳 山頂
下り:3時間
12:50 下山開始
15:50 下山
※北アルプスの入門コースの1つとして人気だが、低山の経験がある方でなければしんどいです。
※ハイシーズンは、中房温泉近く2ヶ所の第1、第2無料駐車場は、120台駐車可能なのですAM6時頃には一杯になります。そこから約200メートルほど下に有明荘あたりに登山専用駐車場第3があります。
※電車の場合、JR大糸線「穂高駅」から中房温泉までは乗合バス(乗車時間:約55分、乗車料金:1,700円)が便利。
山頂からの展望は広大でアルプスの山々を見渡すことができる!
山頂に広がる岩峯群!イルカ岩と一緒に写真を撮ろう!
北アルプスの美しい稜線歩きを楽しめる!
登山おすすめシーズン
燕岳は、冬に積もった雪は、夏を迎えてもしばらくの間は残っています。そのため7月頃~10月中旬頃までが登山ベストシーズンとなっているそうです。夏はチングルマやコバイケイソウといった高山植物が咲き乱れております。
登山体験記
念願の北アルプスデビュ〜!天気も良くてほんとに最高でした!燕岳は 北アルプスの飛騨山脈のほぼ最北端にある標高2,763mの山で、新日本百名山に選ばれている「北アルプスの女王」と呼ばれる山です!ハイマツと花崗岩のコントラストがすごく美しい山頂です!燕山荘から燕岳までの稜線歩きを本当に気持ち良かったです!合戦尾根ルートは、登山初心者にはやや不向きですが、ある程度登山経験のある初心者であればぜひ挑戦してほしい山です。
登山口〜山頂までの景色
05:20 登山開始 中房温泉口
朝3時に駐車場に到着して仮眠をとってからのスタート!みんな北アルプスデビューです!
樹林帯の中を進んでいきます!登山道は整備されており、急登が長く続くこともないので登りやすかったです!
08:40 合戦小屋
登り始めて3時間20分、やっと小屋に到着〜!この時間ですでにこれだけの人がいました! 標高約2,350mにある合戦小屋は、登山者の少ない早朝はリスやカモシカなどの野生動物が出るそうです。 昼食・飲み物などの販売を行っており、名物は、スイカ、うどんだそうです!
合戦小屋の詳細情報はこちら ※合戦小屋に宿泊はできません。
9:20頃
ついに景色が開けましたー!奥には雲海が広がっています! 燕山荘までラストスパート!
10:00 燕山荘
登り始めて4時間40分、燕山荘に到着しました〜!みんなここにザックを置いて頂上を目指していきます!
燕山荘にザックを置く場所が用意されています
燕山荘から燕岳への稜線は表銀座縦走コースでもあり、槍ヶ岳の眺望を楽しみながハイマツと花崗岩帯を登り下りし30分ほどで燕岳山頂に到着します!
イルカ岩!思っていたよりイルカの形でした(笑)
振り返ると燕山荘があんなに遠くに見えます!
今回は日帰りでしたが、今度は絶対に燕山荘に泊まりたいです! 山小屋とは思えないヨーロッパ風の建物は、日本の山小屋の中でもすごく人気があります!
燕山荘の詳細情報はこちら
雲海が本当にすごかったですね〜〜!!
10:30 燕岳登頂
ついに登頂しました〜!天気も良く最高の眺望!!
見てください!!この美しすぎる稜線をーー!!
北アルプスのデビューには燕岳を!
ぜひ挑戦してみてください!
北アルプスおすすめの山を紹介
他にも北アルプスおすすめの山はたくさんあるのでぜひこちらからチェックしてみてください!
登山装備・持ち物
⛰服装⛰
・登山靴
足をしっかりサポートし、滑りにくいソールを持つ登山靴が必要です。快適な登山体験のためには適切なサイズとフィット感が重要です。
・登山服
Tシャツ、短パン(ロングでも可、草とか当たるの嫌だったらロングタイツ)、アウトドアジャケット、・厚手の靴下
・帽子・替えのTシャツ※季節によって調節しましょう。
・登山用リュックサック:
必要な装備や飲食物、防寒具などを収納できる大きさのリュックサックが必要です。背負い心地や調整機能にも注意しましょう。
・保護具
ヘルメットや手袋、サングラスなど、頭部や手足の保護具が登山中の安全を確保するために重要です。
・防寒着:
山岳地帯では気温が急激に変化するため、防寒具を持つことが重要です。フリース、ダウンジャケット、防風・防水のシェルジャケットなどが必要です。
・トレッキングポール
坂道や不安定な地形でのバランスをサポートするためのトレッキングポールが役立ちます。
・登山地図アプリ「YAMAP」
事前に、登山地図アプリ「YAMAP」で登る山の地図をダウンロードしましょう。オフラインの状態でもGPSで自分の場所を確認することができます。
⛰おすすめアイテム⛰
・応急処置キット
・ヘッドランプ
・飲み物(これ大事!大いに越したことない!笑)1リットルは必要
・食料 途中で食べるおにぎりとかウイダーも◎
・おやつ
・お金(電子化してないから現金あった方がいいです!)
・虫除けスプレー(なくても全然いい)
・タオル
・日焼け止め
・ティッシュ、ウエットティッシュ
・充電器
・折り畳み傘orかっぱ