餓鬼岳(がきだけ)は、北アルプスにある標高2,647mの山で。すべてが長野県に属し、日本二百名山に選定されている山です。登山口から頂上まで標高差が1600m程あり、山道もあまり整備されてなく険しいため、訪れる人が少ないのですが、厳しい道のりを超えた先に待つ見渡す限りの絶景が待っています。
登山ルート紹介
▼登山した日
2021年7月上旬
▼登山レベル
中級者以上向け
頂上までの道のりは、ジャングルのような獣道もあり、長く険しく初心者では厳しい登山道である。
中級者以上が登ることをおすすめします!
▼日程
登山時間 およそ12時間
07:40 登山開始 白沢登山口
11:12 大凪山
13:15 餓鬼岳小屋
〜ランチ〜
14:10 餓鬼岳登頂 ★小屋から10分程
14:40 下山開始
16:00 大凪山
19:30 下山 白沢登山口
※駐車場は20台ほど停めれます。
※日帰りはかなりハードなので、体力に自信のない方は1泊2日をお勧めします。
※かなり足場が悪いので、雨が降った翌日等はやめておいたほうがいいかもしれません。
※岩場や梯子をたくさん登るので手袋があるといいです。あとはかなりジャングル道なので、長袖長ズボンをお勧めします。
登山おすすめシーズン
餓鬼岳は、6月〜9月にかけてが良いシーズンとされています。山岳地帯でも比較的安定した天候が続きます。高山地域では雪解けが進み、登山ルートが開放されることが多いです。ただし、夏山は日中の暑さに注意が必要であり、標高差のある山では気温の変化も大きいため、装備と体力管理が重要です。
登山体験記
今回は餓鬼岳に登ってきました!探し方は、「Googleマップを開く→北アルプス周辺を拡大→山の名前を見つける」といった具合で見つけた山です!(笑) なので、登っている登山者は非常に少なかったですね~…。正直、体力に自信のある私でもかなりハードな山登りでした。 中級者以上以外はおすすめしないですねこの山は…。たぶん初心者は帰っこれなくなります(日帰りだと)。 道中はなかなか危険な足場や岩場があったり、梯子やジャングル道かき分けて行く感じで、私個人的には、ジャングル道をかき分けながら進んでいく感じが、アスレチック感覚でかなり楽しかったです!!が、なんせ半分を超えてからぐらいの急登が長すぎてまあしんどかったです(笑)。でもその先に待っていた頂上からの景色は絶景すぎて最高でした!!あとは他の登山者が少ないのもよかったですね~!まあ最後にあの絶景が見えるとそれまでの疲れって吹っ飛ぶのが登山ですよね~あの感動の感覚って海外ではなく日本で味わうにはやっぱり登山なのかな~って思っちゃいますね!
登山口〜山頂までの景色
07:40 白沢登山口
さっ登山開始!この時はこの先に待つ地獄を知る由もなかった…。
※20台ほどの駐車スペースがあり、トイレも完備されていました。
天気も良し!
美しい沢に沿って平坦な道を進むのでこのあたりは涼しく楽しく歩けます。
登り始めて40分ほどしたら梯子や鎖を使って急登を登っていきます。滑らないよう注意しましょう!
足を滑らせたら落ちます…。友達が少し危なかったです。(気になる方は動画を見てください)
08:55 魚止メの滝
登り始めて1時間とちょっとしたら滝が現れました〜!
09:00 魚止メの滝
ここから急登がちらほら出てきます。
高山植物がたくさん咲いています。
冷たい川で休憩し顔を洗ってさっぱり!
10:00 急登ある山道
草をかき分けながら急登を登る。。。本当にジャングルでした。。。
10:20 休憩
景色が見えるところで一休みです。
11:12 大凪山山頂
ここから餓鬼岳小屋まで長くてしんどかったです…。
13:15 餓鬼岳小屋
やっと小屋に着きました〜!
さ、いったんお昼ご飯を食べましょう!(登っている人少ない…。)
14:10 餓鬼岳山頂(標高2,647m)
ここまで本当に長かった。。。お疲れ様でした!!
だがしかし、、雲が多く視界が良くなかった。。。ここまでやっとの思いで登頂したというのに。。。
ま!これまでにないジャングルの森の中を突き進んでいく登山は刺激的で楽しかったですね!!
フツーの登山道では物足りない人
ぜひ!餓鬼岳に挑戦して見てください!
北アルプスおすすめの山を紹介
他にも北アルプスおすすめの山はたくさんあるのでぜひこちらからチェックしてみてください!
登山装備・持ち物
⛰服装⛰
・登山靴
足をしっかりサポートし、滑りにくいソールを持つ登山靴が必要です。快適な登山体験のためには適切なサイズとフィット感が重要です。
・登山服
Tシャツ、短パン(ロングでも可、草とか当たるの嫌だったらロングタイツ)、アウトドアジャケット、・厚手の靴下
・帽子・替えのTシャツ※季節によって調節しましょう。
・登山用リュックサック:
必要な装備や飲食物、防寒具などを収納できる大きさのリュックサックが必要です。背負い心地や調整機能にも注意しましょう。
・保護具
ヘルメットや手袋、サングラスなど、頭部や手足の保護具が登山中の安全を確保するために重要です。
・防寒着:
山岳地帯では気温が急激に変化するため、防寒具を持つことが重要です。フリース、ダウンジャケット、防風・防水のシェルジャケットなどが必要です。
・トレッキングポール
坂道や不安定な地形でのバランスをサポートするためのトレッキングポールが役立ちます。
・登山地図アプリ「YAMAP」
事前に、登山地図アプリ「YAMAP」で登る山の地図をダウンロードしましょう。オフラインの状態でもGPSで自分の場所を確認することができます。
⛰おすすめアイテム⛰
・応急処置キット
・ヘッドランプ
・飲み物(これ大事!大いに越したことない!笑)1リットルは必要
・食料 途中で食べるおにぎりとかウイダーも◎
・おやつ
・お金(電子化してないから現金あった方がいいです!)
・虫除けスプレー(なくても全然いい)
・タオル
・日焼け止め
・ティッシュ、ウエットティッシュ
・充電器
・折り畳み傘orかっぱ