焼岳(標高2455m)は、北アルプスで唯一の活火山とされ、硫黄岳とも呼ばれます。その美しい姿は日本百名山に数えられます。日帰りでも十分登れるので初級者にも人気です。山頂からは溶岩口からの噴煙や、美しい火山湖を望むことができる魅力的な山です。そのため周辺には温泉地も広がります。新穂高温泉や白骨温泉で登山の疲れを癒すことができます。
登山ルート紹介
▼登山した日
2023年8月上旬
▼登山レベル
★★☆☆☆ 初心者〜中級者向け
登山ルートによって難易度が変わるので個人の登山レベルに合わせて登りましょう!
今回は上高地ルートで登っております〜!
・初心者向け:新中の湯ルート(コースタイムおよそ6時間)
・中級者向け:中尾高原ルート(コースタイムおよそ8時間)
・中級者向け:上高地ルート(コースタイムおよそ8時間)
▼登山スケジュール&登山ルート
登山時間 9時間20分
05:50 河童橋
06:30 焼岳上高地側登山口
09:20 焼岳小屋
10:30 焼岳山頂
〜ランチ〜
11:30 下山開始
14:00 焼岳上高地側登山口
15:10 河童橋
※上高地ルートは、さわんど駐車場に駐車しなければいけないので朝の5時には到着しておくことをおすすめします。
※梯子や鎖を使ったかなりアクティブ登山なので手袋を持っていくことをおすすめします。(自分は持っていかず公開しました…。)
見どころポイント
穂高連峰を一望できるかっぱ橋から登山開始!
グリーンエメラルドの「カルデラ湖」がとても美しい!
槍穂高連峰〜笹ヶ岳や乗鞍岳などの北アルプスの名山や蛇行する梓川など360度パノラマで最高!
登山おすすめシーズン
焼岳の登山シーズンは、5月下旬~10月下旬頃です。夏シーズンは新緑から青空広がる青々しい焼岳、秋には紅葉の絨毯を楽しむことができます。9月上旬からの紅葉と山頂岩稜の景色はとてもきれいだそうです!
登山体験談
今回は上高地ルートでいったので、上高地散策から焼岳登山まで楽しむことができました〜!しかし上高地ルートからのアタックは思ったよりも険しく、梯子や鎖を使った山道と草木生い茂るジャングルで大変だったのですが、山頂からの景色がすべてを吹き飛ばしてくれました!焼岳北峰の山頂からは、槍穂高連峰をはじめ、笹ヶ岳や乗鞍岳などの北アルプスの名山や蛇行する梓川など360度パノラマで最高の景色を楽しむことができたので、本当におすすめです!
登山口〜山頂までの景色
05:50 河童橋
朝靄がとても美しい河童橋に、目の前には槍穂高連峰がそびえ立つ絶景です。
焼岳登山口に向かうために梓川沿って歩いていくのがとても気持ちよかったです〜
06:30 焼岳上高地側登山口
河童橋橋を出発しておよそ30分。いざ山頂を目指して出発!
最初は緩やかな坂道が続き木漏れ日の光を浴びながら進んでいく
登り始めて1時間半くらいすると、梯子や鎖が出てきて徐々にハードになってきます。
振り返ると早朝歩いていた梓川を眺めることができます。
来ました!この登山一番の難所の大梯子登り!軽く5m以上はありましたね〜
ちょっとだけ怖かったです…(笑)
難所を乗り越えるとついに焼岳の頂が見えてきました!
09:20 焼岳小屋
飲み物や食べ物も買えますし、トイレもあるので一休憩しました!
焼岳小屋からおよそ10分ほどでこの場所に到達!
目の前にそびえ立つ焼岳は本当に圧巻です!
さらに振り返ると笹ヶ岳も眺めることができ最高の休憩スポットです!
急登でザレ道を行くのでとても登りにくいので体力奪われます…。
振り返ると圧巻の槍穂高連峰を一望できます!
そしてラストスパート!結構登りにくいのでみんなかなり慎重です…。
10:30 焼岳山頂
登り始めておよそ4時間で登頂しました〜!
山頂は開けているので、みんなここでご飯を食べています。
グリーンエメラルドの「カルデラ湖」がとても美しいです。
左の方には槍ヶ岳が見えます!
日本じゃないみたいですよね〜蛇行する梓川を見下ろせます。
お昼を食べて下山開始〜!
11:30 下山開始
14:00 焼岳上高地側登山口
15:10 河童橋
北アルプスおすすめの山を紹介
他にも北アルプスおすすめの山はたくさんあるのでぜひこちらからチェックしてみてください!
登山装備・持ち物
⛰服装⛰
・登山靴
足をしっかりサポートし、滑りにくいソールを持つ登山靴が必要です。快適な登山体験のためには適切なサイズとフィット感が重要です。
・登山服
Tシャツ、短パン(ロングでも可、草とか当たるの嫌だったらロングタイツ)、アウトドアジャケット、・厚手の靴下
・帽子・替えのTシャツ※季節によって調節しましょう。
・登山用リュックサック:
必要な装備や飲食物、防寒具などを収納できる大きさのリュックサックが必要です。背負い心地や調整機能にも注意しましょう。
・保護具
ヘルメットや手袋、サングラスなど、頭部や手足の保護具が登山中の安全を確保するために重要です。
・防寒着:
山岳地帯では気温が急激に変化するため、防寒具を持つことが重要です。フリース、ダウンジャケット、防風・防水のシェルジャケットなどが必要です。
・トレッキングポール
坂道や不安定な地形でのバランスをサポートするためのトレッキングポールが役立ちます。
・登山地図アプリ「YAMAP」
事前に、登山地図アプリ「YAMAP」で登る山の地図をダウンロードしましょう。オフラインの状態でもGPSで自分の場所を確認することができます。
⛰おすすめアイテム⛰
・応急処置キット
・ヘッドランプ
・飲み物(これ大事!大いに越したことない!笑)1リットルは必要
・食料 途中で食べるおにぎりとかウイダーも◎
・おやつ
・お金(電子化してないから現金あった方がいいです!)
・虫除けスプレー(なくても全然いい)
・タオル
・日焼け止め
・ティッシュ、ウエットティッシュ
・充電器
・折り畳み傘orかっぱ