「登山って、日帰りじゃ物足りないな」「いつかテント泊に挑戦してみたいけど、何から始めればいいんだろう?」そう思っていませんか?実は、一歩踏み出してテント泊をしてみると、そこには日帰り登山では決して味わえない、特別な感動が待っているんです。このブログでは、そんな登山好きや、これからテント泊に挑戦したいと考えているあなたに向けて、「双六岳(すごろくだけ)」の魅力をとことんお伝えします。「天空の滑走路」と呼ばれる絶景の稜線、目の前に広がる槍ヶ岳の大パノラマ、そして満天の星空の下で過ごす夜…。この記事を読めば、双六岳登山の準備から絶景ポイント、忘れられない体験談まで、必要な情報がすべてわかります。さあ、最高の山旅に出かけましょう!
双六岳について

■基本情報
標高: 2,860メートル
所在地: 岐阜県高山市、長野県大町市の県境
山域: 飛騨山脈(北アルプス)
特徴: 北アルプスのほぼ中央に位置し、360度の雄大なパノラマビューが楽しめる。特に、槍ヶ岳や穂高連峰の展望が素晴らしい。山頂から樅沢岳(もみさわだけ)へと続く稜線は「天空の滑走路」と呼ばれ、なだらかな稜線歩きが楽しめる。
■山名の由来
双六岳の山名の由来にはいくつかの説があります。
「四五六(すごろく)谷」説
円空上人という僧侶が作った仏像の裏に「四五六嶽」と記されていた記録があり、これが転じて「すごろく」となったという説です。
「双六の盤」説
神通川水系の最上流部にあたる双六谷に、すごろくの碁盤に似た平らな大きな石があることから、その名がついたという説です。
岩場を示す「ゴロ」説
日本百名山の著者である深田久弥は、すごろくの盤の石は後からできた伝説ではないかと唱えました。そして、双六岳の「すごろく」は、黒部五郎岳や野口五郎岳といった周辺の山々と同じように、岩がゴロゴロしている場所を指す「ゴーロ」や「スゴ」という言葉が変化したものだという説を提唱しています。
アクセス方法

移動手段 | 所要時間/距離 | 備考 |
---|---|---|
車の場合 | 高速道路IC: 長野自動車道 松本IC 所要時間: 約1時間20分 駐車場:新穂高温泉駐車場 | 駐車場は朝6時にいってもかなり混んでいますので5時頃に到着しておくのが良いです。 新穂高温泉駐車場は西穂高の登山口でもありますし、登山客以外も利用します。 事前にこちらから予約しておくことがおすすめです。 料金 2,600円(税込み) https://shinzansou.rsvsys.jp/ |
電車+タクシーの場合 | 最寄りの駅: JR高山本線 高山駅、松本駅所要時間: 約1時間40分 料金: 約2,200円〜2,800円(※季節やルートにより変動する場合があります) | 運行期間、時刻表、予約要否は必ず事前にこちらのサイトでご確認ください。本数が非常に少ないため、計画に組み込む際は注意が必要です。 |
双六岳の登山ルート紹介

登山した日
8月中旬
登山レベル
★★★☆☆ 経験あり初心者〜中級者向け
片道の標準コースタイムは約7〜8時間程度です。体力に自信がない方や、ゆっくり景色を楽しみたい方は、山頂手前の常念小屋で1泊することをおすすめします。
登山スケジュール
登山時間
DAY 1
合計時間:11 時間 40分(登山時間:7時間30分、休憩時間:4 時間 10 分)
距離:17.1 km のぼり / くだり:1819 / 321 m
07:40 奥飛騨温泉郷新穂高温泉 深山荘
07:51 笠ヶ岳・双六岳・わさび平 登山道入口
08:25 笠新道登山口
08:35 わさび平小屋
09:00 小池新道登山口
12:00 鏡平山荘
12:50 弓折乗越
14:20 双六小屋
〜テント泊〜
DAY 2
合計時間:12 時間 10分(登山時間:7時間30分、休憩時間:4 時間 40 分)
距離:20.2 km のぼり / くだり:705 / 2166 m
03:25 双六小屋
05:40 双六岳
〜日の出〜
06:40 下山開始
07:35 双六小屋
〜朝ご飯と片付け〜
09:15 双六小屋
10:15 弓折乗越
11:05 鏡平山荘
12:50 小池新道登山口
13:10 わさび平小屋
13:30 笠新道登山口
14:25 笠ヶ岳・双六岳・わさび平 登山道入口
14:30 新穂高温泉 深山荘
★YAMAPアカウント
ぜひ訪れてみてください→Hiking Bear
登山に行く前に必ず「YAMAP」のアプリをダウンロードしておきましょう!
電波が届かなくてもマップが使えます!

双六小屋の基本情報

特徴
双六岳と三俣蓮華岳を結ぶ稜線上にあり、北アルプスのほぼ中心に位置する重要な山小屋です。槍ヶ岳や穂高連峰など、周囲の山々の展望が素晴らしいことで知られています。
双六小屋情報はこちらで確認
施設
談話室、食堂、売店、簡易水洗トイレ、洗面所、乾燥室、自炊場などが完備されています。
給水
小屋の裏手にある水場は無料で利用できます。
・3連休の2日目に行くと泊まりの登山客の車で全く止める場所がありません。事前の予約を推奨します。
・夏シーズンは小屋・テントの予約争奪戦になるので事前に準備して予約することを推奨します。
・夏シーズンは日光に晒される時間が非常に多いので日焼け対策や熱中症対策は必須です。
長野の登山おすすめシーズン

■春(4月〜6月)
春は新緑が美しく、山の植物が芽吹く季節です。4月後半から6月にかけては天候も比較的安定しており、心地よい気温の中での登山が楽しめます。山道にも雪がなく富士山も雪を被っているのでおすすめシーズンです!
■服装
日中は比較的温暖ですが、朝晩は冷え込むことがあります。長袖シャツ、薄手のフリース、ウィンドブレーカーなど、重ね着できる服装があるとよいです!
■夏(7月〜8月)
夏は高山植物が咲き誇り、山全体が色とりどりの花で覆われます。避暑地としても人気があり、涼しい気候の中、快適に登山が楽しめます。ただし、週末や祝日は混雑する場合があることを頭に入れておきましょう。
■服装
暑さ対策として、通気性の良い吸汗速乾性素材のウェアを着用しましょう。帽子、サングラスもあるとよいです!
■秋(9月〜11月)
秋は紅葉が山を彩り、その美しさは格別です。10月中旬から11月上旬にかけてが紅葉のピークで、多くの登山者や観光客が訪れます。秋晴れの日が多く、空気が澄んでいるため、遠くの山々まで見渡す絶好の機会です。
■服装
気温の変化が大きいため、フリースやダウンジャケットなど、保温性の高いウェアを持参しましょう!
■冬(12月〜3月)
冬季は雪山登山となり、装備と経験が必要です。ただし、雪に覆われた景色は幻想的で、特に経験豊富な登山者にとっては大きな魅力があります。安全に楽しむために、冬山装備や天候のチェックは必須です。
■服装
厚手の防寒着、帽子、手袋、ネックウォーマーなどが必要です。積雪状況によっては、アイゼンやピッケルが必要になります。
双六岳の魅力
穂高連峰から槍ヶ岳など北アルプス名峰360度の大パノラマ絶景!
山頂からは北アルプスのほぼすべての主要な山々を望むことができます。特に、目の前にそびえ立つ槍ヶ岳や穂高連峰の景色は圧巻で、多くの登山者を魅了しています。

双六岳に広がる「天空の滑走路」と呼ばれる稜線
双六岳から樅沢岳へと続く稜線は、なだらかでまっすぐに伸びていることから「天空の滑走路」と呼ばれています。左右に広がる壮大な景色を楽しみながら歩くことができる、双六岳を象徴する場所です。

豊かな高山植物と神秘的な鏡池
チングルマなどのお花畑が広がり、季節ごとに美しい景色を見せてくれます。また「鏡池」と呼ばれる神秘的な池があり、風のない日には水面に逆さ槍ヶ岳が映ることもあります。

登山に行く前の準備
登る際の安全性を確保するためには、入念な準備と計画が不可欠です。天候とMAPのダウンロードなど事前準備をしっかり行いましょう!
■おすすめの天候アプリ
私が普段使っているのは「てんきとくらす」というアプリです。
このように山頂からの見晴らし情報や1日の山の天候を把握することができます!ぜひ使ってみてください!



■MAPの準備
この記事を読んでいる方はすでにダウンロードしているかもしれませんが、やはり「YAMAP」がおすすめです!
YAMAPはスマホのGPS機能を利用することで、電波の届かない山の中でも現在位置を知ることができるアプリです。 登山中の遭難原因の大半を占める「道迷い」を回避することができます!
双六岳を登ってみて

8月の山の日、北アルプスの名峰・双六岳へ!長年の憧れだった「天空の滑走路」からの槍ヶ岳の景色を、信じられないほどの快晴の空の下で目にすることができました。山小屋のスタッフも「こんなに晴れるのは珍しい」と言うほどの奇跡的な天気に恵まれ、感動もひとしお。テント泊の荷物を背負って双六小屋まで登るのは大変でしたが、その苦労も吹き飛ぶほどの絶景が待っていました。双六小屋は設備が充実しており、テント泊でも快適に過ごせました。夜は満天の星空が降り注ぎ、息をのむ美しさ。そして、朝焼けに染まる空と、赤く輝く槍ヶ岳のシルエットは、この山旅で最高の思い出となりました。さらに、山頂からは鷲羽岳や黒部五郎岳など、名峰が連なる大パノラマを堪能。まさに感動の連続でした。
双六岳山頂までの景色


07:40 奥飛騨温泉郷新穂高温泉 深山荘
登山者や観光客向けの公営駐車場です。駐車場は朝6時にいってもかなり混んでいますので5時頃に到着しておくのが良いと思います!新穂高温泉駐車場は西穂高の登山口でもありますし、登山客以外も利用します。
★事前にこちらから予約しておくことがおすすめ
料金2,600円(税込み)
予約はこちら:https://shinzansou.rsvsys.jp/

07:50 笠ヶ岳・双六岳・わさび平 登山道入口
ここから本格的の登山開始です!序盤は整備された緩やかな山道が続きます。


土砂崩れの跡ですね。。。左右みるとここ悲惨な土砂崩れだったことがわかります。


登ろはじめは比較的緩やかです!わさび平小屋までは非常に楽に登れます。

08:25 笠新道登山口
ここを左に曲がると笠ヶ岳を目指すことができます!


08:35 わさび平小屋
こちらの小屋も泊まることができます。食事も摂ることができますので、ひと休憩しましょう。
野菜や果物が冷やされていれ最高の美味しいです!
ブナの木と小川が流れているので涼しいですし気持ちの良い場所です。
わさび平小屋の詳細情報はこちらをチェック:https://www.sugorokugoya.com/wasabi/#al1


さあ!気を取り直して鏡平を目指して登ります!



時折開けた景色を川に出ます!非常に気持ちいいです!
高山植物も豊富で登ってて楽しいですね


登り始めて約2時間ほど
夏は日差しが強くて体力奪われますね、、、


めっちゃ嬉しそうな表情(笑)
沢の水の冷たさが最高です!疲れが取れますね〜

奥に雪渓が見えます!天気も雲一つないので最高です!


登り始めて3時間ほど
テント泊用の荷物を背負って炎天下の中登るのはさすがにしんどいです。。。
休憩しながらゆっくり登りましょう。夏はナイトハイクして涼しい間に登るのが正解ですね。


11:00 登り始めて3時間半ほど
鏡平山荘まであと1時間ほどです!
ここから生い茂ったジャングル道で夏は特に暑い道ですが頑張りましょう!

鏡池に到着しました!見てくださいこの景色!
後ろには穂高連峰と槍ヶ岳の景色が広がっています。雨が降っていなければ鏡池に映るそうです。
◆鏡池の基本情報◆
位置:鏡平山荘のすぐ近くにあります。双六岳方面からであれば、鏡平山荘の手前に位置します。
見どころ:
・池の水面に映る槍ヶ岳の姿は、鏡池の最大の魅力です。
・ 秋には、池の周囲の木々が赤や黄色に色づき、水面に映る景色と合わせて素晴らしい光景を作り出します。
注意点:風が吹くと水面が揺れて景色が映らなくなるため、美しい「逆さ槍」を見るには、早朝の風が弱い時間帯がおすすめです。

12:00 鏡平山荘
登り始めて4時間半ほどで鏡平山荘に到着しました!
ここから生い茂ったジャングル道で夏は特に暑い道ですが頑張りましょう!


鏡平山荘の情報
鏡平山荘は、その名の通り「鏡池」と槍ヶ岳の絶景で知られる人気の山小屋です。双六岳への登山ルート上の重要な休憩地点であり、宿泊拠点としても多くの登山者に利用されています。
山小屋は完全予約制です。特に週末や連休はすぐに満室になるため、公式サイトからの早めの予約が必要です。
→鏡平山荘の詳細情報
鏡平山荘の主な特徴
「逆さ槍」の絶景
小屋のすぐそばにある鏡池は、風がない日に水面に槍ヶ岳を逆さまに映し出すことから「逆さ槍」の絶景スポットとして有名です。特に朝焼けや夕焼けに染まる姿は息をのむ美しさで、多くの写真愛好家が訪れます。
名物「かき氷」
夏の暑い時期には、小屋の名物である「かき氷」が登山者の疲れを癒してくれます。絶景を眺めながら味わうかき氷は、まさに格別です。
設備が充実した快適な山小屋
2022年にトイレ棟が新築されるなど、施設が非常にきれいで快適です。談話室や乾燥室も完備しており、宿泊者は安心して過ごせます。

鏡平山荘から10分ほど登ると絶景が待っています!
西穂高から槍ヶ岳までよく見えます!

12:50 弓折乗越
鏡平山荘から登り始めて40分ほどで到着!笠ヶ岳と双六岳に分かれ道にもなります。
弓折乗越までの道のりは意外とハードです。。。





夏の北アルプスは高山植物の宝庫ですね〜

なんて美しい稜線!後ろには笠ヶ岳も広がっています!


雪渓と槍ヶ岳です!コントラストが非常に美しいですね〜
アイゼンなくても歩けるので心配しないでください。

稜線に出ると高山植物の多さに驚きます!ぜひ穂高連峰と高山植物が広がる稜線を楽しんでください!

左手には双六岳、目の前には双六小屋、その奥には鷲羽岳が見えます!


14:20 双六小屋
登り始めてから7時間40分ほどで双六小屋に到着しました〜!
いや〜疲れた!150張ほどできるのでこの時間に着いてもまだまだ張れる場所あります!


双六小屋の情報
双六岳の南側、双六池のほとりに位置し、槍ヶ岳や鷲羽岳、笠ヶ岳など、多くのルートが交差する交通の要所です。周辺の山小屋を巡る縦走の拠点として最適です。
山小屋は完全予約制です。特に週末や連休はすぐに満室になるため、公式サイトからの早めの予約が必要です。
→双六小屋の詳細情報
双六小屋の主な特徴
絶景のテント場
双六小屋の最大の魅力の一つが、目の前に鷲羽岳の雄姿が広がる広々とした小屋です。風が強い日もありますが、晴れた日には最高のロケーションで景色が楽しめます。
豊富な施設とサービス
食堂、談話室、乾燥室、売店、簡易水洗トイレなどが完備されており、快適に過ごせます。また、飲料水の提供や軽食販売も行っています。


双六小屋から見える鷲羽岳です!その少し左には水晶岳が見えます!

17:00
夜ご飯です〜パスタ、ウインナー、ミネストローネを作って食べました!

雲が出てきてしまったので1日目は双六岳は諦めました。夕焼け見れず、、、。


天の川が広がる満点も星空です。テント泊の醍醐味です。毎回感動させられます。

03:25 双六小屋
おはようございます。3時に起きて準備して双六岳山頂を目指します。



04:45 日の出
念願の”天空の滑走路”から見る日の出と槍ヶ岳です。
太陽は燕岳や大天井岳から登ってきました。

左手から西穂高岳、奥穂高岳、ジャンダルム、北穂高岳、槍ヶ岳



05:40 双六岳
天空の滑走路と槍ヶ岳の景色を見たかったので少し下で朝日を見るのがおすすめです!
山頂からすべての山を見渡すことができました!ぜひ山頂からの景色をお楽しみください!
双六岳山頂からの景色








水晶岳山頂からの景色ですが、控えめに言って、、、最高でした!!!
こんな景色を見れるなんで日本の山は最高です。日本に生まれてよかったって毎回思いますね。

下山開始!
▼下山のスケジュール
09:15 双六小屋
10:15 弓折乗越
11:05 鏡平山荘
12:50 小池新道登山口
13:10 わさび平小屋
13:30 笠新道登山口
14:25 笠ヶ岳・双六岳・わさび平 登山道入口
14:30 新穂高温泉 深山荘
北アルプスおすすめの山を紹介
他にも北アルプスおすすめの山はたくさんあるのでぜひこちらからチェックしてみてください!
近くの温泉情報

中崎山荘 奥飛騨の湯
下山した駐車場のすぐとなりに天然温泉があります。
◆詳細情報◆
大人 料金:1000円
入浴時間 9:00〜18:00
登山装備・持ち物
⛰服装⛰
・登山靴
足をしっかりサポートし、滑りにくいソールを持つ登山靴が必要です。快適な登山体験のためには適切なサイズとフィット感が重要です。
・登山服
Tシャツ、短パン(ロングでも可、草とか当たるの嫌だったらロングタイツ)、アウトドアジャケット、・厚手の靴下
・帽子・替えのTシャツ※季節によって調節しましょう。
・登山用リュックサック:
必要な装備や飲食物、防寒具などを収納できる大きさのリュックサックが必要です。背負い心地や調整機能にも注意しましょう。
・保護具
ヘルメットや手袋、サングラスなど、頭部や手足の保護具が登山中の安全を確保するために重要です。
・防寒着:
山岳地帯では気温が急激に変化するため、防寒具を持つことが重要です。フリース、ダウンジャケット、防風・防水のシェルジャケットなどが必要です。
・トレッキングポール
坂道や不安定な地形でのバランスをサポートするためのトレッキングポールが役立ちます。
・登山地図アプリ「YAMAP」
事前に、登山地図アプリ「YAMAP」で登る山の地図をダウンロードしましょう。オフラインの状態でもGPSで自分の場所を確認することができます。
⛰おすすめアイテム⛰
・応急処置キット
・ヘッドランプ
・飲み物(これ大事!大いに越したことない!笑)1リットルは必要
・食料 途中で食べるおにぎりとかウイダーも◎
・おやつ
・お金(電子化してないから現金あった方がいいです!)
・虫除けスプレー(なくても全然いい)
・タオル
・日焼け止め