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【白馬岳 -1泊2日テント泊】感動の絶景!母と弟と一緒に白馬乗鞍岳→白馬大池→小蓮華山→白馬岳を縦走!

北アルプス後立山連峰にそびえる白馬岳(標高2,932m)周辺は、雲海広がる壮大な絶景と美しい稜線歩きを楽しめる人気の山域です。栂池ロープウェイを利用すれば手軽に標高を稼げ、日本二百名山の小蓮華山(標高2,766m)や、北アルプスで2番目に広い山上湖・白馬大池(標高2,379m)などを巡るテント泊縦走も可能です。経験のある初心者なら挑戦できるこのルートでは、高山植物や360度の大パノラマが待っています。この記事では、白馬岳山域の魅力と縦走体験をお届けします。

白馬岳について

【白馬岳山頂からの景色】杓子岳〜白馬鑓ヶ岳

標高1,900mの栂池自然園から登り始めて~天狗原の広々とした湿原を通って~森林帯の岩登りを越えて~白馬乗鞍岳山頂を下っていくと~青く美しい白馬大池に到着します! 海抜2,379m・周囲2kmの乗鞍岳と白馬岳の間にできた景色は、チングルマやハクサンコザクラ、イワギキョウ等の花が群生し、とても美しいです。白馬大池から登って小蓮華山(これんげさん)へ!小蓮華山は新潟県と長野県の県境にまたがる山で、大日岳とも呼ばれる山です。標高2,766mとなり、飛騨山脈(北アルプス)後立山連峰に属し、新潟県最高峰となります!そこからさらに進んで白馬岳へ!白馬岳は杓子岳、白馬鑓ヶ岳とともに白馬三山と呼ばれています。実は山頂を含む南北700 mの地帯は県境が設定されていないみたいです。東側の谷筋には冬季の膨大な積雪と周囲の山塊からの雪崩が集積した日本三大雪渓のひとつとして有名な白馬大雪渓があります。

白馬大池→小蓮華山→白馬岳の登山ルート紹介

白馬岳の登山ルート

▼登山した日 
9月初旬

▼登山レベル
★★★☆☆  
多少経験のある初心者なら登ることはできます!自分の母も登ったことを考えると初心者でも何回か登山したことある人なら全然いけると思います! 
※ただ、小蓮華山→白馬岳まで登るとなると少しハードになるので時間に余裕を持ってください!

登山スケジュール

登山時間  往復8時間(2日間)
【1day】  
10:00 栂池山荘 ここまでロープウェイ  

 ▲この区間は急登が続く山道です(-_-;)▲
12:00 白馬乗鞍岳(白馬連峰)2,469m  
12:40 白馬大池山荘 2,379m 到着  
〜ランチ〜 キャンプ場  
 ここの荷物はすべて置いてレッツゴー(^O^)/
13:50 白馬大池山荘 出発  
15:00 小蓮華山 2,766m 登頂  

 ▲この区間は急登が続く山道です(-_-;)▲
16:00 白馬岳 2,932m  登頂  
19:00 白馬大池山荘 下山
【2day】  
08:00 白馬大池山荘 出発  
10:00 栂池山荘   下山  
あとはロープウェイで下る~

出典:YAMAP 白馬岳

※朝8:00に行きましたが駐車場は空いていました!(平日だったからでしょう)

長野の登山おすすめシーズン

白馬乗鞍岳から白馬大池までの道

■春(4月〜6月)
春は新緑が美しく、山の植物が芽吹く季節です。4月後半から6月にかけては天候も比較的安定しており、心地よい気温の中での登山が楽しめます。山道にも雪がなく富士山も雪を被っているのでおすすめシーズンです!

■服装
日中は比較的温暖ですが、朝晩は冷え込むことがあります。長袖シャツ、薄手のフリース、ウィンドブレーカーなど、重ね着できる服装があるとよいです!

■夏(7月〜8月)
夏は高山植物が咲き誇り、山全体が色とりどりの花で覆われます。避暑地としても人気があり、涼しい気候の中、快適に登山が楽しめます。ただし、週末や祝日は混雑する場合があることを頭に入れておきましょう。
■服装
暑さ対策として、通気性の良い吸汗速乾性素材のウェアを着用しましょう。帽子、サングラスもあるとよいです!

■秋(9月〜11月)
秋は紅葉が山を彩り、その美しさは格別です。10月中旬から11月上旬にかけてが紅葉のピークで、多くの登山者や観光客が訪れます。秋晴れの日が多く、空気が澄んでいるため、遠くの山々まで見渡す絶好の機会です。

■服装
気温の変化が大きいため、フリースやダウンジャケットなど、保温性の高いウェアを持参しましょう!

■冬(12月〜3月)
冬季は雪山登山となり、装備と経験が必要です。ただし、雪に覆われた景色は幻想的で、特に経験豊富な登山者にとっては大きな魅力があります。安全に楽しむために、冬山装備や天候のチェックは必須です。

■服装
厚手の防寒着、帽子、手袋、ネックウォーマーなどが
必要です。積雪状況によっては、アイゼンやピッケルが必要になります。

白馬大池〜白馬岳の魅力

規格外スケールの雲海と360度の大パノラマ絶景

山頂からの眺めはまさに360度の大パノラマ!南アルプスをはじめ、黒部五郎岳や剱岳、大日岳など、日本を代表する名山を一度に眺めることができるのは、山好きにはたまらない瞬間です

鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳

別世界のような白馬大池と雲海の絨毯!

日の出の太陽の光が差し込み照らされる雲海もまた「本当に絶景」で今まで見てきた雲海の中で一番です

白馬大池と雲海と朝日

テント泊でしか味わえない感動の夕焼け・満点の星空!

山小屋泊ならではの特権。特に稜線からのご来光や、夜には満天の星そして天の川が広がり、流れ星が見えることもあり感動が止まりません!

【白馬岳山頂からの景色】夕焼け
白馬大池小屋からの星空

登山に行く前の準備

登る際の安全性を確保するためには、入念な準備と計画が不可欠です。天候とMAPのダウンロードなど事前準備をしっかり行いましょう!

■おすすめの天候アプリ
私が普段使っているのは「てんきとくらす」というアプリです。
このように山頂からの見晴らし情報や1日の山の天候を把握することができます!ぜひ使ってみてください!

参照元:てんきとくらす

■MAPの準備
この記事を読んでいる方はすでにダウンロードしているかもしれませんが、やはり「YAMAP」がおすすめです!
YAMAPはスマホのGPS機能を利用することで、電波の届かない山の中でも現在位置を知ることができるアプリです。 登山中の遭難原因の大半を占める「道迷い」を回避することができます!

白馬岳を登ってみて

​ついに母と弟を連れてテント泊登山親孝行!自分と同じ時期くらいに登山を始めた母の勢いは自分を大きく上回る早さで登山にハマっていき、今回念願のテント泊にいくことになりました。ちなみに自分は、今回のテント泊は2回目であり、1回目の蝶が岳テント泊は自然の厳しさを知る大変なテント泊デビューでした…。というわけで、親子テント泊に行ってきました!登山経験の浅い母でも登れるので登山初心者も少し経験を積んでいれば大丈夫です。小蓮華山から見る白馬大池と雲海の絶景、白馬岳山頂からの夕焼け、テント場から見る星空の景色は忘れません。その風景をぜひお楽しみください!

栂池ロープウェイ〜白馬岳山頂までの景色

駐車場は、平日の朝であれば8時でも空いていましたが、休日であればそうもいかないでしょう・・・。そこから栂池ロープウェイを使って栂池山荘までは、ロープウェイで上がって少し登れば栂池山荘に着きます。そこが登山口となります。

栂池ロープウェイ
往復:栂池ゴンドラ&栂池ロープウェイ(栂池自然園入園料無し) :大人運賃 3,380円

栂池自然園

10:00 栂池自然園
栂池ロープウェイに30分ほど乗って自然駅に到着。ここから登山スタート!栂池自然園は日本でも有数の湿原があって、様々な動物や植物を見ることができるそうです。園内には木道が広がっていて、一周約5.5km、3時間半から4時間ほどで周遊できるみたいです!今回は登山げメインなのでまた今度とします。

天狗原の景色

11:15 天狗原
登り始めは急登ではないが、樹林帯の中なので少しキツく感じるかもしれません。1時間ほど登ると、天狗原の広がっており、湿地帯の中に木道が伸びていてそこを歩いていきます。木道周辺には高山植物がたくさん咲いています。

天狗原の景色

天狗原を上から見るとこんな感じですね〜雲がありますが美しいですね(^^)

白馬乗鞍岳の景色

12:00 白馬乗鞍岳
登り始めておよそ2時間で白馬乗鞍岳2,469mに登頂!白馬乗鞍岳の山頂はハイマツに覆われた平坦な所で、明瞭なピークはありませんでした。 白馬大池を目指していれば必ず通ります!平坦な大地が広がっていて、ここからの景色もまた絶景で自分は好きな景色でした!

白馬乗鞍岳から白馬大池までの景色

​白馬乗鞍岳を越えるとすぐに白馬大池が見えてきます!自分がいる標高の高さを感じることができますね〜!

イブキゼリモドキ

​高山植物がこの時期でもたくさん咲いており、ついつい写真を撮ってしまいます。。。花の名前を知っているとより楽しめるんだろうなと毎回感じます。。。

白馬大池の景色

12:40 白馬大池山荘 2,379m
登り始めてからおよそ2時間40分で白馬大池に到着しました!白馬大池は北アルプス2番目に広い山上湖(火口湖)だそうです!水源はすべて雪解け水が流れ込んだもので、水深4メートルほどとあまり深くないみたいです。サンショウウオがいました!(北アルプスで最も広い湖は、風吹大池とのこと)。2,379m にこれだけ広い湖があることに自然の凄さを感じます。また、山荘とテント泊用のキャンプ地もあります!水は無料で補給することができました!

白馬大池山荘のテント泊場
白馬大池山荘とテント泊場

小屋にも泊まってみたいですがテント場も広くて、トイレもキレイで良かったです!何より目の前に白馬大池が広がっているのが最高でしたね!

白馬大池山荘
テント1張 1,000円、幕営料 大人/1,500円 小学生以下/1,500円 ※電話での予約のみ

白馬大池〜小蓮華山までの山道

さて、白馬大池でお昼ご飯を食べたら白馬岳に向かいます!その間に小蓮華山を挟むのですが、上から見る白馬大池が最高ですね!しかも後ろには雲海が広がる!

坂の上の雲のエンディングにも使われている小蓮華山へと続く稜線

みなさん坂の上の雲というドラマを知っていますか?実は小蓮華山へと続く稜線がエンディングにも使われているのですね!非常に美しい稜線ですよね、本当に空に向かって歩くみたいです!

白馬大池〜小蓮華山までの山道

振り返るこん感じですね!白馬連峰左手しながら縦走していきます!

小蓮華山山頂

15:00 小蓮華山 2,766m
白馬大池からおよそ1時間10分ほどで小蓮華山に登頂しました!道中に後ろを振り返れば白馬大池を上から見下ろすことができます!さらに左を見れば白馬連峰(鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳)の絶景が広がります!最高ですね!

鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳

ここからは一人で白馬岳を目指して進んでいきます!

白馬岳から見る白馬山荘

遠くには白馬山荘が見えますね

白馬岳山頂からの景色

16:00 白馬岳 2,932m  
白馬大池を出発してからおよそ2時間10分で白馬連峰の一つである白馬岳に登頂!弟が小蓮華山でリタイアしたの一人で挑戦してました〜。あ、母はすでに白馬大池でダウン(笑)そこまで険しい道もなく、荷物を置いて身軽で登ったので難なく登頂することができました!最高の景色でしたね!白馬岳山頂からは、「南アルプスをはじめ、黒部五郎岳や剱岳、大日岳など日本を代表する名山を眺めることができるので山好きにはたまりませんね!

白馬岳山頂からの景色
白馬岳山頂からの景色
【白馬岳山頂からの景色】白馬岳から見る夕日

18:00 日の入
言葉がないくらい絶景でした。 夕焼けで染まる雲海と空と山。今回一番好きな景色でした!

白馬岳から見る星空

テント泊の醍醐味といえば星空ですね!天の川が広がり感動が止まりませんでしたね〜!流れ星も見れました!!

白馬大池の朝日と雲海

5:50 日の出
太陽の光が差し込み照らされる雲海とその山々は本当に絶景でした!今まで見てきた雲海の中で一番でしたね!ぜひ映像で見てください!間違いなく行きたくなります!(YouTubeへ

朝日に照らされる鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳
鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳

鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳の素晴らしい景色ですね!次回は白馬連峰の縦走をしたいです!

母も無事に登頂して、朝日も見ることができたご満悦でした(笑)

さ、下山していきます!ぜひみなさんも登ってみてくださいね!

初心者でもいけると思います!
ぜひ挑戦してみてください!

おすすめのテント泊登山を紹介

他にもおすすめのテント泊登山はたくさんあるのでぜひこちらからチェックしてみてください!

登山装備・持ち物

⛰服装⛰
・登山靴
足をしっかりサポートし、滑りにくいソールを持つ登山靴が必要です。快適な登山体験のためには適切なサイズとフィット感が重要です。

・登山服
Tシャツ、短パン(ロングでも可、草とか当たるの嫌だったらロングタイツ)、アウトドアジャケット、・厚手の靴下
・帽子・替えのTシャツ※季節によって調節しましょう。

・登山用リュックサック:
必要な装備や飲食物、防寒具などを収納できる大きさのリュックサックが必要です。背負い心地や調整機能にも注意しましょう。

・保護具
ヘルメットや手袋、サングラスなど、頭部や手足の保護具が登山中の安全を確保するために重要です。

・防寒着:
山岳地帯では気温が急激に変化するため、防寒具を持つことが重要です。フリース、ダウンジャケット、防風・防水のシェルジャケットなどが必要です。

・トレッキングポール
坂道や不安定な地形でのバランスをサポートするためのトレッキングポールが役立ちます。

・登山地図アプリ「YAMAP」
事前に、登山地図アプリ「YAMAP」で登る山の地図をダウンロードしましょう。オフラインの状態でもGPSで自分の場所を確認することができます。

⛰おすすめアイテム⛰
・応急処置キット
・ヘッドランプ
・飲み物(これ大事!大いに越したことない!笑)1リットルは必要
・食料 途中で食べるおにぎりとかウイダーも◎
・おやつ
・お金(電子化してないから現金あった方がいいです!)
・虫除けスプレー(なくても全然いい)
・タオル
・日焼け止め
・ティッシュ、ウエットティッシュ
・充電器
・折り畳み傘orかっぱ 
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