標高1,900mの栂池自然園から登り始めて~天狗原の広々とした湿原を通って~森林帯の岩登りを越えて~白馬乗鞍岳山頂を下っていくと~青く美しい白馬大池に到着します! 海抜2,379m・周囲2kmの乗鞍岳と白馬岳の間にできた景色は、チングルマやハクサンコザクラ、イワギキョウ等の花が群生し、とても美しいです。白馬大池から登って小蓮華山(これんげさん)へ!小蓮華山は新潟県と長野県の県境にまたがる山で、大日岳とも呼ばれる山です。標高2,766mとなり、飛騨山脈(北アルプス)後立山連峰に属し、新潟県最高峰となります!そこからさらに進んで白馬岳へ!白馬岳は杓子岳、白馬鑓ヶ岳とともに白馬三山と呼ばれています。実は山頂を含む南北700 mの地帯は県境が設定されていないみたいです。東側の谷筋には冬季の膨大な積雪と周囲の山塊からの雪崩が集積した日本三大雪渓のひとつとして有名な白馬大雪渓があります。
登山ルート紹介
▼登山した日
2021年9月初旬
▼登山レベル
★★★☆☆
多少経験のある初心者なら可能!自分の母も登ったことを考えると初心者でも何回か登山したことある人なら全然いけると思います!
※ただ、小蓮華山→白馬岳まで登るとなると少しハードになるので時間に余裕を持ってください!
▼登山スケジュール
登山時間 往復8時間(2日間)
【1day】
10:00 栂池山荘 ここまでロープウェイ
12:00 白馬乗鞍岳(白馬連峰)2,469m
12:40 白馬大池山荘 2,379m 到着
〜ランチ〜 キャンプ場
※ここの荷物はすべて置いてレッツゴー!
13:50 白馬大池山荘 出発
15:00 小蓮華山 2,766m 登頂
16:00 白馬岳 2,932m 登頂
19:00 白馬大池山荘 下山
【2day】
08:00 白馬大池山荘 出発
10:00 栂池山荘 下山
あとはロープウェイで下る~
※朝8:00に行きましたが駐車場は空いていました!(平日だったからでしょう)
登山体験記
ついに母と弟を連れてテント泊登山親孝行!自分と同じ時期くらいに登山を始めた母の勢いは自分を大きく上回る早さで登山にハマっていき、今回念願のテント泊にいくことになりました。ちなみに自分は、今回のテント泊は2回目であり、1回目の蝶が岳テント泊は自然の厳しさを知る大変なテント泊デビューでした…。というわけで!親孝行テント泊に行ってきました!
登山口〜山頂までの景色
駐車場は、平日の朝であれば8時でも空いていましたが、休日であればそうもいかないでしょう・・・。そこから栂池ロープウェイを使って栂池山荘までは、ロープウェイで上がって少し登れば栂池山荘に着きます。そこが登山口となります。
栂池ロープウェイ
往復:栂池ゴンドラ&栂池ロープウェイ(栂池自然園入園料無し) :大人運賃 3,380円
10:00 栂池自然園
栂池ロープウェイに30分ほど乗って自然駅に到着。ここから登山スタート!栂池自然園は日本でも有数の湿原があって、様々な動物や植物を見ることができるそうです。園内には木道が広がっていて、一周約5.5km、3時間半から4時間ほどで周遊できるみたいです!今回は登山げメインなのでまた今度とします。
11:15 天狗原
登り始めは急登ではないが、樹林帯の中なので少しキツく感じるかもしれません。1時間ほど登ると、天狗原の広がっており、湿地帯の中に木道が伸びていてそこを歩いていきます。木道周辺には高山植物がたくさん咲いています。
12:00 白馬乗鞍岳
登り始めておよそ2時間で白馬乗鞍岳2,469mに登頂!白馬乗鞍岳の山頂はハイマツに覆われた平坦な所で、明瞭なピークはありませんでした。 白馬大池を目指していれば必ず通ります!平坦な大地が広がっていて、ここからの景色もまた絶景で自分は好きな景色でした!
白馬乗鞍岳を越えるとすぐに白馬大池が見えてきます!自分がいる標高の高さを感じることができますね〜!
高山植物がこの時期でもたくさん咲いており、ついつい写真を撮ってしまいます。。。花の名前を知っているとより楽しめるんだろうなと毎回感じます。。。
12:40 白馬大池山荘 2,379m
登り始めてからおよそ2時間40分で白馬大池に到着しました!白馬大池は北アルプス2番目に広い山上湖(火口湖)だそうです!水源はすべて雪解け水が流れ込んだもので、水深4メートルほどとあまり深くないみたいです。サンショウウオがいました!(北アルプスで最も広い湖は、風吹大池とのこと)。2,379m にこれだけ広い湖があることに自然の凄さを感じます。また、山荘とテント泊用のキャンプ地もあります!水は無料で補給することができました!
白馬大池山荘
テント1張 1,000円、幕営料 大人/1,500円 小学生以下/1,500円 ※電話での予約のみ
15:00 小蓮華山 2,766m
白馬大池のキャンプ場にテントを張って休憩して、荷物を置いて、さーて出発!白馬大池からおよそ1時間10分ほどで小蓮華山に登頂しました!道中に後ろを振り返れば白馬大池を上から見下ろすことができます!さらに左を見れば白馬連峰(鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳)の絶景が広がります!最高ですね!
16:00 白馬岳 2,932m
白馬大池を出発してからおよそ2時間10分で白馬連峰の一つである白馬岳に登頂!弟が小蓮華山でリタイアしたの一人で挑戦してました〜。あ、母はすでに白馬大池でダウン(笑)そこまで険しい道もなく、荷物を置いて身軽で登ったので難なく登頂することができました!最高の景色でしたね!白馬岳山頂からは、「南アルプスをはじめ、黒部五郎岳や剱岳、大日岳など日本を代表する名山を眺めることができるので山好きにはたまりませんね!
18:00 日の入
言葉がないくらい絶景でした。 夕焼けで染まる雲海と空と山。今回一番好きな景色でした。
天の川が広がり感動が止まりませんでしたね〜!流れ星も見れました!!
5:50 日の出
太陽の光が差し込み照らされる雲海とその山々は本当に絶景でした!今まで見てきた雲海の中で一番でしたね!ぜひ映像で見てください!間違いなく行きたくなります!(YouTubeへ)
初心者でもいけると思います!
ぜひ挑戦してみてください!
北アルプスおすすめの山を紹介
他にも北アルプスおすすめの山はたくさんあるのでぜひこちらからチェックしてみてください!
登山装備・持ち物
⛰服装⛰
・登山靴
足をしっかりサポートし、滑りにくいソールを持つ登山靴が必要です。快適な登山体験のためには適切なサイズとフィット感が重要です。
・登山服
Tシャツ、短パン(ロングでも可、草とか当たるの嫌だったらロングタイツ)、アウトドアジャケット、・厚手の靴下
・帽子・替えのTシャツ※季節によって調節しましょう。
・登山用リュックサック:
必要な装備や飲食物、防寒具などを収納できる大きさのリュックサックが必要です。背負い心地や調整機能にも注意しましょう。
・保護具
ヘルメットや手袋、サングラスなど、頭部や手足の保護具が登山中の安全を確保するために重要です。
・防寒着:
山岳地帯では気温が急激に変化するため、防寒具を持つことが重要です。フリース、ダウンジャケット、防風・防水のシェルジャケットなどが必要です。
・トレッキングポール
坂道や不安定な地形でのバランスをサポートするためのトレッキングポールが役立ちます。
・登山地図アプリ「YAMAP」
事前に、登山地図アプリ「YAMAP」で登る山の地図をダウンロードしましょう。オフラインの状態でもGPSで自分の場所を確認することができます。
⛰おすすめアイテム⛰
・応急処置キット
・ヘッドランプ
・飲み物(これ大事!大いに越したことない!笑)1リットルは必要
・食料 途中で食べるおにぎりとかウイダーも◎
・おやつ
・お金(電子化してないから現金あった方がいいです!)
・虫除けスプレー(なくても全然いい)
・タオル
・日焼け止め
・ティッシュ、ウエットティッシュ
・充電器
・折り畳み傘orかっぱ