積雪に覆われた美しい山々は、白銀の世界で輝く絶景と、澄み渡る空気が登山者を魅了します。普段の登っている山も冬の時期になれば、まった違う顔を見せてくれます。防寒対策と雪山特有の装備が必要だが、その先に広がる雪景色の美しさにきっと心が躍ることでしょう。そこで初めて雪山登山をする人におすすめの山を紹介します!
【北横岳】アルプスも一望できる!?登山デビューするなら北横岳!ロープウェイを使って雪山に挑戦しよう!
蓼科山と並ぶ北八ヶ岳の横岳は、横岳と区別するために「北横岳」と呼ばれています。南峰からの眺望は、八ヶ岳主脈の山々が見事です。さらに南アルプスから中央アルプス、北アルプス連山も望見できます。様々なルートがありますが、ロープウェイを使ってしまえばは2時間ほどで山頂へ行ける雪山登山初心者にもおすすめの山です。
▼登山した日
2月上旬頃
▼登山難易度
★☆☆☆☆
ロープウェイも使えるので初心者におすすめの山
※ロープウェイ詳細はこちら
▼登山ルート/アクセス
登山時間 4時間半
07:00 山麓駅 登山開始
08:40山頂駅
09:50 北横岳ヒュッテ
10:00 北横岳(南峰)
10:05 北横岳(北峰)
〜ランチ〜
11:05 下山開始
11:15 北横岳ヒュッテ
12:00 山頂駅
12:20 北八ヶ岳ロープウェイ
12:27 山麓駅 下山
☆見どころポイント☆
・ロープウェイを使って山頂駅まで!そこからおよそ1時間半ほどで山頂に到達できる
・雪に覆われた木のトンネル!夏山とは全く違う景色なので登っていて楽しい
・雪かぶる蓼科山と奥に広がる南アルプス〜北アルプスまでの絶景を一望できる
【千畳敷カール〜木曽駒ヶ岳】ロープウェイで行ける中央アルプス最高峰に広がる白銀の世界へ!
千畳敷カールは、中央アルプス宝剣岳の下に広がっており、今から約2万年前に、氷河により浸食されて作られたカールで、畳を1,000枚敷いた広さがあることから「千畳敷カール」と呼ばれています。夏は多くの高山植物が咲くお花畑、秋には紅に染まっていく鮮やかな山肌、冬は雪景色、春には千畳敷スキー場が開設されます。 木曽駒ヶ岳は長野県にそびえる標高2,956mの山で、中央アルプスの最高峰です。日本百名山、新日本百名山、花の百名山に選定されており、中央アルプスの主峰である駒ヶ岳からの展望は、富士山をはじめ南アルプス連峰、御嶽山、乗鞍岳、北アルプスを一望できます。この規格外のスケールの大自然も、駒ヶ岳ロープウェイ&登山で初心者でおたどり着けることができるのでぜひともお楽しみください!
▼登山した日
2月上旬
▼登山難易度
★★★☆☆
千畳敷カールだけであれば初心者でも全く問題ありません!ロープウェイで行けちゃいます!
宝剣岳〜木曽駒ヶ岳はどちらかというと中級者向け!険しい箇所はほとんどなく比較的登りやすい山道で、初心者は小屋泊で行くなら登れます!
▼登山ルート/アクセス
登山時間 4時間00分
08:05 バス出発 菅の台バスセンター駐車場
08:40 しらび平駅 ※駒ヶ根ロープウェイ情報はこちら
08:50 千畳敷駅
09:00 登山開始
10:15 宝剣山荘
10:45 中岳登頂
11:10 駒ケ岳登頂
11:20 下山開始
13:00 下山 千畳敷駅
14:45 駐車場到着
☆見どころポイント☆
・駒ヶ岳ロープウェイを使って標高2,612mへ気軽に行くことができるので登山初心者も安心!
・普段は新緑や紅葉が広がる千畳敷カールも冬の時期には真っ白な雪に覆われた白銀の世界!
・中央アルプスの最高峰に広がる冬の景色はまさに異世界の空間!
【黒斑山】まるでガトーショコラ!?雪山初心者のデビュー登山におすすめの雪山スポットへ!
「黒斑山」は長野県と群馬県の間にある日本百名山のひとつです。浅間山の外輪山で、花の百名山にも選ばれています。黒斑山からは浅間山と佐久平を一望できる絶景が魅力で、秋の紅葉や冬の雪景色と四季折々の美しさを楽しむことができます。黒斑山は何と言っても登山初心者が登りやすい山なので、その魅力や登山ルートをあわせて紹介します。
▼登山した日
2月中旬
▼登山難易度
★★☆☆☆
初心者向け!険しい箇所はほとんどなく比較的登りやすい山道です!
▼登山ルート/ アクセス
登山時間:4時間15分
9:30 登山開始 高峰高原ビジターセンター
10:50 槍ヶ鞘
11:10 トーミの頭
11:40 黒斑山
13:45 下山 高峰高原ビジターセンター
☆見どころポイント☆
・黒斑山は何と言ってもガトーショコラにような浅間山を見ることができます!
・雪山初心者の登山デビューにおすすめできるほどの登りやすい山道!(50歳の母も登ってました)
・冬の澄み切った青空のもとアルプス山脈の絶景を一望できる
雪山登山おすすめの山を紹介
他にも雪山登山おすすめの山はたくさんあるのでぜひこちらからチェックしてみてください!
登山装備・持ち物
⛰服装⛰
・登山靴
足をしっかりサポートし、滑りにくいソールを持つ登山靴が必要です。快適な登山体験のためには適切なサイズとフィット感が重要です。
・登山服
Tシャツ、短パン(ロングでも可、草とか当たるの嫌だったらロングタイツ)、アウトドアジャケット、・厚手の靴下
・帽子・替えのTシャツ※季節によって調節しましょう。
・登山用リュックサック:
必要な装備や飲食物、防寒具などを収納できる大きさのリュックサックが必要です。背負い心地や調整機能にも注意しましょう。
・保護具
ヘルメットや手袋、サングラスなど、頭部や手足の保護具が登山中の安全を確保するために重要です。
・防寒着:
山岳地帯では気温が急激に変化するため、防寒具を持つことが重要です。フリース、ダウンジャケット、防風・防水のシェルジャケットなどが必要です。
・トレッキングポール
坂道や不安定な地形でのバランスをサポートするためのトレッキングポールが役立ちます。
・登山地図アプリ「YAMAP」
事前に、登山地図アプリ「YAMAP」で登る山の地図をダウンロードしましょう。オフラインの状態でもGPSで自分の場所を確認することができます。
☆雪山装備☆
・上着(メリノウールの肌着、タートルネックTシャツ、ウールセーター、ミッドシェル、タイツ、ウールソックス)
・雪山用アウター、ダウンジャケット
・雪山用の登山靴(断熱効果があり、アイゼン装着できるもの)
・アイゼン
・ピッケル
・登山用ゴーグル
・温かい帽子
・手袋(防水性の暖かい手袋)
・ネックウォーマー
・ゲイター
⛰おすすめアイテム⛰
・応急処置キット
・ヘッドランプ
・飲み物(これ大事!大いに越したことない!笑)1リットルは必要
・食料 途中で食べるおにぎりとかウイダーも◎
・おやつ
・お金(電子化してないから現金あった方がいいです!)
・虫除けスプレー(なくても全然いい)
・タオル
・日焼け止め